冬場はヒートショックを起因とした浴槽での事故にご注意ください。
冬場に多発する「ヒートショック」。
近年、テレビや新聞等でも取り上げられているので、ご存知の方も多いですよね。
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることです。
例えば、暖かいリビングから、寒い廊下を通って脱衣所で服を脱ぎ、熱いお風呂に入る。
血圧が何度も変動するので、身体に大きな負担がかかります。
ヒートショックの症状は
・めまいや吐き気 ・頭痛 ・倦怠感 ・動悸
重篤な場合は
・意識障害 ・心肺停止 ・脳内出血 など
ヒートショックが多く発生する場所は、やはり「冬場の浴槽」です。
意識を失って、浴槽内で溺れてしまう事故も多数起こっています。
平成3年には5千人以上の方が浴槽で亡くなっています(厚生労働省HPより)。
事故予防のために、入浴習慣や住環境を見直すことが大切です。
<桜井電気がオススメするヒートショック対策>
「脱衣所や浴室を暖める!」
急激な温度変化を避けるため、脱衣所や浴室を暖め、部屋間の温度差をなくしましょう!
お湯が沸いたら、フタを開けて蒸気で暖める等の対策もよく聞かれますが、それだと結露につながり、カビの発生原因になります。
住居を傷めますので、あまりオススメできません。
桜井電気では、温度差が大きい脱衣所・お風呂場が暖かく快適になるように、「浴室暖房機」をオススメしています。
●浴室暖房機の選び方と設置事例
浴室暖房機には、「天井埋込タイプ」と「壁掛タイプ」があります。
天井埋込タイプの場合、さらに電気式かガス温水式かで取扱商品が変わります。
どのメーカーの浴室暖房機も「衣類乾燥」「暖房」「換気」「涼風」「24時間換気」機能が搭載され
換気扇から浴室暖房機へ交換することもできますのでお気軽にご相談ください。
また、交換の場合は、今設置されているタイプと同じタイプへ交換となります。
ここからは、壁かけタイプと天井埋込タイプをご購入いただいたお客様の事例をご紹介します。
<壁掛けタイプ>
1.ご相談内容
「ガス温水式浴室暖房機が故障したので安く交換したい」
というK様より、初めて当店にご相談いただきました。ありがとうございます!
ガス会社へ交換見積依頼されたそうですが、予算より大分金額が合わず、当社に相談依頼をいただきました。
桜井電気では、お客様の予算の中で最適なご提案を行います。
2.選定機種
ガス温水式から、電気式の浴室暖房をご提案させていただきました。
電気工事込で当初の予算内で収まりました!
●高須産業 涼風暖房機 SDG-1200GBM
グラファイトヒーターの「遠赤効果」で瞬時に暖まります。
「人感センサー」が搭載されているので、人の動きを検知して、自動でオンオフ。省エネです。
3.工事のこだわり
今回はガスから電気浴室暖房機の交換のため、先に専用回路(コンセント)の増設工事を行いました。
その後、電気浴室暖房機を設置。
(旧ガス式浴室暖房機)
(新しい電気式浴室暖房機。すっきり設置できました)
(オプションのリモコン)
(スイッチをつけてから暖まるまでが早い!)
4.お客様の感想
工事完了後日寒い日があり使用。
今までのガス式は暖まるまで時間がかかった。電気式はスイッチを入れて、直ぐに暖まったのでビックリ。大満足です!
<天井埋込タイプ>
1.ご相談内容
「浴室暖房機が故障したので、交換したい」というN様よりご相談いただきました。
N様とは20年来のお付き合いをいただいております。いつもありがとうございます。
2.選定機種
●高須産業 浴室換気乾燥暖房機 BF-231SHA
・24時間換気対応 (天井タイプ/1室換気)
・2モーター+2ファン方式の高性能スタンダードモデル
天井埋込タイプなので、交換が大変になるため、できるだけ壊れないと評判の商品を選定しました。
もちろん、快適さもばっちり。
「乾燥」「暖房」「涼風」「換気」機能が搭載されているので、1年中快適にお使いいただけます。
3.工事のこだわり
(旧浴室暖房機。製造年月が2012年なので、10年くらいでの交換となりました)
(カバーを外すと、かなり汚れていました)
(旧リモコン)
(旧機種を取り外します)
(新しい浴室暖房機の内部。高須産業のこちらの機種は送風ファンと換気ファンが別で、風量が確保されて壊れにくいです)
(バッチリ設置できました!)
桜井電気では、さまざまなヒートショック対策のご提案を行っています。
換気扇から浴室暖房機への交換、壁掛けタイプの浴室暖房機の取り付け、洗面所のヒートショック対策などお気軽にご相談ください。