1.お問い合わせ内容
今回のお困りごとは、「自宅の火災警報器がピッピッと大きな音で鳴っている。うるさいので止めてほしい」というH様からお問い合わせがありました。H様とは40年来当店をご利用いただいているお客様です。いつもありがとうございます。
さて、H様は「火災警報器」と特定されましたが、実は「家のどこからか音がする」といったお問い合わせはよくあります。
この火災警報器からの「ピッピッ」音は、「電池切れ」のサインです。
2.ご提案内容
住宅用火災警報器の寿命は10年が目安です。
(一般社団法人日本火災報知機工業会も10年での取替えを推奨)
火災警報器の電池切れの場合、電池交換も可能ですが、機器が古くなると電子部品の寿命や電池切れなどで火災を感知しない恐れがあります。いざ火災が起きたときに正常に作動しない、火事でもないのに警報が鳴るといった誤作動では、本末の命を守る役目が果たせません。
今回も電池切れでしたが、ご使用年数が経っていましたので、新しい火災警報器への入れ替えをご提案させていただきました。
<ご提案商品>
・けむり当番薄型2種 SHK79022P
(電池式・ワイヤレス連動親器・子器セット(2台))
https://panasonic.jp/fire-alarm/p-db/SHK79022P.html
火災の多くは、まずはじめに煙が立ち昇るため、早期発見に適した方式が煙式です。寝室や廊下等への設置に適しています。
・ねつ当番薄型定温式 SHK76203
(電池式・ワイヤレス連動子器)
https://panasonic.jp/fire-alarm/p-db/SHK76203P.html
調理による湯気などを火災の煙と誤認しないよう、熱で感知する方式が熱式です。キッチンへの設置に適しています。
お客様のご要望で、既設の単独の警報器からワイヤレス連動型にランクアップして設置しました。
連動型なら、家中一斉に火元を声で知らせてくれるので、素早い避難が可能です。部屋数の多い戸建てにオススメしています。
(ワイヤレス火災警報器2種類です!)
3.工事方法(こだわり)
今回交換するワイヤレス火災警報器を準備。
早速、交換を行っていきます。
(新火災警報器(ねつ当番薄型定温式))
(旧火災警報器)
(新火災警報器(けむり当番薄型))
これでバッチリです!
サクライ電気では、設置からどのくらい年数が経っているか、「けむり式」と「ねつ式」のどちらが設置されているか、適切な場所に設置されているかなど、一つずつ確認します。
また、集合住宅の火災警報器の定期点検もおまかせください。
万が一のとき、火災警報器が鳴らないことがないように、早めの点検をオススメしています。
「ピッピッ」音がうるさい、電池切れかどうか確認の仕方が分からない等、サクライ電気にご相談くださいね。