Panasonicリコール情報!

Panasonicのハイブリット除湿機でリコールです!
2012 年5 月24 日
パナソニック株式会社
パナソニック エコシステムズ株式会社
ナショナル除湿機 事故防止のための『リコール社告』実施について
パナソニック株式会社とパナソニック エコシステムズ株式会社は、2004年から200
7年までに製造した松下エコシステムズ(現パナソニック エコシステムズ)製のハイブ
リッド方式除湿機2品番について、事故防止のため市場対応を行ないます。
当該製品において、除湿ローターを加熱するヒーターコイルが、除湿ローターの回転によ
り引き出されて樹脂部品に接触し、発火に至る事故が発生しました。
なお、人的被害には至っておりません。
弊社は今後の事故防止のためにリコール社告を行ない、対象製品をご使用中のお客様には、
ご使用をお控えいただくようお願いいたしますとともに、無料で代替品と交換させていた
だきます。
お客様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い
申し上げます。
1.対象品番および台数 (※品番は製品正面に表示されています。)
対象品番 製造期間 生産台数
F-YHA100
2004 年12 月
?2005 年8 月
33,411
F-YHB100
2006 年 2 月
?2007 年1 月
41,527
合 計 74,938
※日本国内のみ販売
2.社告に至る経緯
(1)2012年2月12日兵庫県、2012年3月21日熊本県において、ハイブリ
ッド方式除湿機(いずれも品番F-YHB100)が焼損した事故情報が2件入りました。
弊社にて事故品の確認を行なった結果、いずれも製品内部のヒーターコイルの一
部がヒーターコイル保持部品から外れ、近傍にある樹脂製の除湿ローターカバー
に接触したことで発火に至った事故と判断しました。
(2)ヒーター構造が同一の製品については、上記(1)以前にも、2009年3月1
5日に埼玉県でハイブリッド方式除湿機(品番F-YHA100)において焼損事故が発
生していましたが、弊社の確認結果では、ヒーターコイルの一部が保持部から外
れ、除湿ローターの回転によりヒーターコイルが徐々に引き伸ばされ、最終的に
は近傍にある樹脂製の除湿ローターカバーに接触して発火していました。
(対象品番)
しかし、ヒーターコイルが正規の位置に保持されていれば、衝撃(製品転倒や包
装状態での落下など)でもヒーターコイルの外れは発生しません。
従って、事故品はヒーターコイルの取付け方が悪かったことなどが原因として考
えられましたが、当時はヒーターコイル外れの原因特定には至らず、偶発的な事
故と判断していました。
以後、類似事故の発生がないか市場状況の監視を続けておりました。
(3)2012年2月、3月に発生しました2件の事故が、2009年と同じ原因であ
る可能性が高いことが判明しましたので、今後の事故防止のためにリコール社告
を実施する決断をいたしました。
3.事故の概要
No 本体品番 発生日 発生場所被害状況 報告先
1 F-YHA100 2009 年3 月15 日埼玉県 除湿機本体を焼損、および
風呂場と洗濯物に煤が付
着。
経済産業省
A200801386
2 F-YHB100 2012 年2 月12 日兵庫県 除湿機本体を焼損、洋室の
絨毯の一部と隣室の襖およ
び天井と床の一部が焼損。
消費者庁
(経産省)
A201101099
3 F-YHB100 2012 年3 月21 日熊本県 除湿機本体を焼損、カーペ
ットと畳の一部が焼損。
消費者庁
(経産省)
A201101162
※いずれの事故も、人的被害には至っておりません。
4.原 因
除湿ローターの回転により、ヒーターコイルが保持部から引き出されて近傍にある樹脂
製の除湿ローターカバーに接触し、ヒーターコイルが断線せずに運転が継続された場合、
発火に至る可能性があると判断いたしました。
ヒーターコイルが引き出される要因は、ヒーターコイルの保持部への挿入が不十分な組
立て状態で、ヒーターコイルの一部が除湿ローターに接触しながら運転され、かつ経時
的にヒーターコイル保持部品の強度劣化が進行してヒーターコイル保持力がなくなった
ことによるものと判断しております。
5.対象の特定
当該ヒーター構造を有している機種はF?YHA100、F?YHB100であり、
この2品番を対象とします。他の除湿機はヒーター構造が異なるため、対象外とします。
6.お客様への対応
? 対象製品をお持ちのお客様には、無料で代替品と交換させていただきます。
? 明日5月25日、新聞紙上で、『リコール社告』を行ないます。
? 本日5月24日 15時30分から、ホームページでもお知らせいたします。
http://panasonic.co.jp/es/peses/dhmd/
? 本日5月24日 15時30分から、フリーダイヤルにてお問い合わせをお受け
いたします。
フリーダイヤル 0120?228?285
受付時間 7:00?23:00(6月23日まで毎日)
9:00?21:00(6月24日以降、日・祝日を除く月?土曜日)
ホームページでも受付いたします。
http://panasonic.co.jp/es/peses/dhmd/
以 上
<報道関係者様お問い合わせ先>
パナソニック株式会社 コーポレートコミュニケーション本部
広報グループ 直通TEL : 06?6908?0447
パナソニック エコシステムズ株式会社 経営企画室
直通TEL : 0568?81?1161